🚗 廃車後にお客様が行う手続きまとめ|自動車税・保険・車庫証明はどうなる?

お金・税金・保険

旭商会に廃車をご依頼いただいたあとの流れで、
「そのあと、自分で何か手続きは必要ですか?」というご質問をよくいただきます。

廃車手続きそのもの(抹消登録・書類提出など)は旭商会が代行しますが、
お客様ご自身で行っていただく「アフター手続き」もいくつかあります。

ここでは、廃車完了後に必要な3つの手続きをわかりやすくまとめました。


① 自動車税の還付手続き(普通車のみ)

🚙 普通車の場合

一時抹消登録が完了すると、自動車税が納税者に月割りで還付されます。
(軽自動車は制度上、還付がありません)

  • 還付金の対象期間:抹消登録した翌月~年度末(3月)まで
  • 還付方法:後日、都道府県税事務所から「自動車税(種別割)過誤納金還付通知書」が届きます
  • 還付金の受け取り:同封の案内に従って、指定の銀行などで受け取ります

📌 ポイント

  • 旭商会が廃車登録を完了すると、自動的に還付処理されるため、お客様が別途申請する必要はありません。
  • 還付金の振込までには、通常2〜6週間ほどかかります。

② 任意保険の手続き(車両入替 or 中断)

廃車に伴って任意保険も見直しが必要になります。
対応方法は、次の2パターンです。

🔁 すぐに乗り換える場合:「車両入替手続き」

保険会社または代理店に連絡し、
新しい車の情報(車検証)をもとに「車両入替」の手続きを行います。

→ 契約内容・等級を引き継げます。
→ 中断せずそのまま継続できるので、保険料が無駄になりません。

⏸ すぐに乗り換えない場合:「中断証明書」をもらう

次に車を購入するまで期間が空く場合は、
保険を一度解約して「中断証明書」を発行してもらいましょう。

→ 有効期間は通常10年。
→ 再加入時に以前の等級をそのまま引き継げます。

📌 ポイント

  • 中断証明書をもらわずに解約すると、次回は1等級(初期状態)から再スタートになります。
  • 解約時には、旭商会の「売買契約書」又は「抹消登録証明書(旭商会から郵送)」が必要になる場合があります。

③ 車庫証明について

廃車の場合、車庫証明の手続きは不要です。
ただし、乗り換えで新しい車を購入される場合は、以下の点だけ注意が必要です。

  • 新しい車の車庫証明申請書にある「代替車両」の欄に、
     → 廃車した車のナンバーを記入してください。

これでスムーズに手続きが進みます。

📌 ポイント

  • 廃車そのものでは警察署への届出は不要です。
  • 新車の車庫証明手続き時に、旧車(廃車した車)の情報を引き継ぐだけでOKです。
  • 広い保管場所に複数台の車庫証明を登録している場合は、「代替車両」を通知しておかないと、保管台数がオーバーして申請が通らなくなることがあります。

✅ まとめ:手続きは3つだけ。意外とシンプルです。

手続き内容対象行き先・連絡先ポイント
自動車税の還付普通車都道府県税事務所自動的に還付。軽自動車は対象外。
任意保険の入替/中断全車保険会社・代理店新車乗り換えなら「入替」、期間を空けるなら「中断証明書」。
車庫証明(代替欄記入)乗り換え時のみ管轄警察署廃車車両のナンバーを記入するだけ。

旭商会では、これらのアフター手続きについてもスタッフがわかりやすくご案内しています。
書類の扱いなど、ご不明点があればお気軽にご相談ください。

📞 フリーダイヤル:0120-814-883

(2025年10月31日公開、作成:三浦敏和)

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