車が動かなくなったら、どこに連絡すればいいの?

自動車全般

車が動かなくなったら?場所別・故障/事故時の連絡先まとめ

突然、車が動かなくなった。

エンジンがかからない、タイヤがパンクした、警告灯が点灯した、事故を起こしてしまった……。

普段はあまり考えませんが、いざという時に困るのが、

「どこに連絡すればいいの?」

という問題です。

実は、車が動かなくなったときの連絡先は、故障なのか事故なのか、一般道なのか高速道路なのかによって変わります。

今回は、車のトラブルが起きたときに慌てないために、場所や状況別に連絡先と対応方法をまとめました。

まず覚えておきたい4つの連絡先

最初に、車のトラブル時によく使う連絡先を整理しておきましょう。

こんなとき主な連絡先
車が故障した・バッテリーが上がった・パンクしたJAF・加入している自動車保険のロードサービス
道路上に落下物・道路の破損などがある道路緊急ダイヤル「#9910」
交通事故が起きた警察「110」
けが人・火災がある消防・救急「119」

状況によっては複数へ連絡する必要があります。

例えば、事故でけが人がいる場合なら、まず人命を優先して119番へ通報し、あわせて110番へ事故の連絡をします。

一般道で車が故障したら

一般道を走行中に車が動かなくなった場合、まず重要なのはできるだけ安全な場所へ車を移動させることです。

可能であれば道路の左側や駐車可能なスペースなど、他の車の通行を妨げない場所へ移動します。

そのうえでハザードランプを点灯し、状況に応じてロードサービスへ連絡します。

JAFへ連絡する場合

JAFロードサービスは全国共通・24時間・年中無休で対応しています。

JAFロードサービス救援コール
0570-00-8139

短縮ダイヤル
#8139

バッテリー上がり、パンク、キー閉じ込み、燃料切れ、走行不能など、さまざまなトラブルに対応しています。

JAF会員でなくてもロードサービスを依頼できますが、非会員の場合は作業内容に応じた料金が必要になります。

自動車保険のロードサービスも確認

任意の自動車保険には、ロードサービスが付帯している場合があります。

契約内容によっては、

  • レッカー移動
  • バッテリー上がり
  • パンク
  • 燃料切れ
  • キー閉じ込み

などに対応してもらえることがあります。

事故や故障が起きてから契約内容を調べるのは大変なので、スマートフォンに保険会社の事故受付番号やアプリを登録しておくと安心です。

道路上で危険な状態になっている場合は「#9910」

道路上に、

  • 大きな落下物がある
  • 道路に穴が開いている
  • ガードレールが壊れている
  • 路面に油や土砂が流出している
  • 落石などがある

など、交通に支障を及ぼす異常を発見した場合は、道路緊急ダイヤル「#9910」へ通報できます。

道路緊急ダイヤル:#9910

24時間受付で、通話料は無料です。

高速道路や国が管理する国道だけでなく、現在はLINEを利用した道路異状の通報も全国の道路を対象に行われています。

ただし、#9910はロードサービスを呼ぶための番号ではありません。

車そのものを修理・搬送してもらう場合はJAFや保険会社、道路上の危険を道路管理者へ知らせる場合は#9910と覚えておくと分かりやすいでしょう。

交通事故を起こした・事故に遭った場合

車同士の接触や追突、単独事故など、交通事故が発生した場合は110番へ通報します。

警察:110

人身事故だけではなく、物損事故の場合も警察への届出が必要です。

事故後は、安全を確保したうえで、

  1. けが人の救護
  2. 二次事故を防ぐための安全確保
  3. 警察への通報
  4. 相手方の氏名・連絡先などの確認
  5. 保険会社への連絡

といった対応を行います。

その場で当事者同士だけで話を済ませてしまうのではなく、警察へ届け出ることが大切です。

けが人がいる・車両火災が発生した場合

交通事故でけが人がいる場合や、車から火や煙が出ている場合は、119番へ通報します。

消防・救急:119

119番では、消防車や救急車が必要な場所、けが人の状態、通報者の氏名・連絡先などを確認されます。

住所が分からない場所では、近くの交差点、店舗、建物、道路名など目印になるものを伝えます。

特に交通事故では、見た目では大きなけががないように思えても、あとから症状が出る場合があります。

体に強い衝撃を受けた場合や体調に異常を感じる場合は、無理をしないことが大切です。

高速道路で車が止まったら、一般道とは対応が違う

特に注意したいのが高速道路です。

高速道路上で故障や事故により停車すると、後続車から追突される危険があります。

警察庁や高速道路会社も、停止した車両の中に残らないことを呼びかけています。

高速道路で停止したときの基本的な流れ

  1. ハザードランプを点灯する
  2. 可能であれば路肩や非常駐車帯まで移動する
  3. 発炎筒や停止表示器材で後続車に知らせる
  4. 車内に残らず安全な場所へ避難する
  5. 非常電話・#9910・110番などで通報する

避難するときは、車の前方ではなく、できるだけガードレールの外側など道路から離れた安全な場所へ移動します。

車のすぐ横や後ろでロードサービスを待つのも危険です。

高速道路の非常電話

高速道路には事故や故障を知らせる非常電話が設置されています。

多くの高速道路では、本線上ではおおむね1km間隔、トンネル内では約200m間隔などで設置されています。

受話器を取ると道路管制センターにつながり、事故や故障の状況を伝えることができます。

なお、一部の高速道路では非常電話の運用を終了している区間もあるため、携帯電話が利用できる場合は#9910や110番も重要な連絡手段になります。

自宅の駐車場でエンジンがかからない場合

自宅で車に乗ろうとしたらエンジンがかからない。

この場合は、道路上の危険ではありませんので、基本的には#9910や警察へ連絡する必要はありません。

よくある原因としては、

  • バッテリー上がり
  • スマートキーの電池切れ
  • 燃料不足
  • スターターなど電装系の故障

などがあります。

原因が分からない場合は、JAFや加入している保険会社のロードサービス、自動車整備工場などへ相談しましょう。

スーパーや商業施設の駐車場で動かなくなった場合

商業施設や月極駐車場などで車が動かなくなった場合も、基本的にはロードサービスへ連絡します。

ただし、レッカー車が施設内へ入る必要があるため、施設の管理者や駐車場管理会社へ一声かけておくとスムーズです。

立体駐車場や地下駐車場では、レッカー車の高さ制限や作業スペースの問題で通常の積載車が入れない場合もあります。

ロードサービスへ依頼するときは、「地下駐車場」「立体駐車場の何階」など、車がある場所を詳しく伝えるようにしましょう。

故障車をその場に置いて帰ってもいい?

基本的には、交通の妨げになる場所へ故障車を放置するのは避けなければなりません。

特に高速道路や幹線道路では非常に危険です。

自走できない場合は、ロードサービスやレッカー業者などを利用して、安全な場所や修理工場などへ移動させましょう。

レッカーで運んだあと、修理するか廃車にするか

車が動かなくなったからといって、必ず廃車になるわけではありません。

バッテリー上がりや軽い故障なら、修理してまだまだ乗れることもあります。

一方で、

  • エンジンやミッションなど高額な修理が必要
  • 事故で大きく損傷している
  • 年式が古く修理費が車の価値を上回りそう
  • 車検が近い
  • 長期間乗っていない

といった場合には、修理だけでなく廃車や売却も含めて比較してみるとよいでしょう。

「動かない車だから価値がない」と思われることもありますが、車は動かなくなっても、エンジン、ミッション、ドア、ライト、電装品など、再利用できる部品が残っている場合があります。

さらに、鉄・アルミ・銅などの素材も自動車リサイクルによって資源として再利用されます。

困ったときは、まず「安全確保」から

車の故障や事故は突然起こります。

そんなときに一番大切なのは、車をどうするかよりも、まず自分や同乗者の安全を確保することです。

連絡先を簡単に覚えるなら、

  • 故障・パンクなど → JAF・保険会社
  • 道路の異常 → #9910
  • 交通事故 → 110
  • けが・火災 → 119

この4つを覚えておくと、いざというときに役立ちます。

そして、修理するか廃車にするか迷った場合は、修理費だけで判断せず、車の年式や状態、まだ利用できる部品の価値なども含めて検討してみてください。

旭商会では、事故車や故障して動かなくなった車についても、状態を確認したうえで廃車買取のご相談を承っています。


廃車にするつもりなら、先に旭商会へご相談ください

自宅の駐車場や月極駐車場、私有地など、すぐに車を移動させなくても安全上問題のない場所で車が動かなくなった場合は、必ずしも最初に修理工場にロードサービスで運ぶ必要はありません。

もし、

  • 年式が古く、もう修理する予定がない
  • 高額な修理になりそうなので廃車を考えている
  • 車検も近く、このまま手放したい
  • 事故や故障をきっかけに乗り換えを決めている

といった場合は、レッカー移動や点検を依頼する前に、直接旭商会へご相談いただく方法もあります。

修理工場までレッカーで運んだあとに、「やはり修理せず廃車にする」となると、状況によってはレッカー費用や点検費用などが余分にかかってしまうことがあります。

最初から廃車にするつもりであれば、車の状態や保管場所を確認したうえで、そのまま引取りについてご案内できる場合があります。

無理にエンジンをかけたり、動かしたりせず、まずは現在の状況をお知らせください。

もちろん、JAFや自動車保険のロードサービスを利用して、旭商会まで車を持ち込んでいただくことも歓迎しています。

余計な費用をかける前に、一度ご相談ください。

参考・出典

※本記事は2026年10月時点の情報をもとに作成しています。道路状況や各サービスの連絡方法・利用条件などは変更される場合がありますので、利用時は各機関の最新情報をご確認ください。

(2026年10月14日公開、作成:三浦敏和)

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